お疲れさまでした!
毎年、この日になると何かしらドキドキします。
今年はコロナ禍の影響か、受験申込者が過去5年で最高の5万4847人でした。例年通りと考えると受験者は4万人は超えそうです。混沌とした世の中で、コロナ禍による雇用情勢の悪化や定年を控えた中高年の方の挑戦などが影響してるようです。
受験された皆様、まずは、本当にお疲れさまでした。この一年、程度の差はあれども相当な努力をされたものとお察しします。ともあれ、まずは受験を終えた自分自身をほめてあげてはいかがでしょうか。加えて、ゆっくりと休養することがとても大切になります。
今後について考えるにしても、まずは、休養したりやりたいことをするなどしてリフレッシュすることをおすすめします。なぜなら、これまで随分と自身を酷使してきたのですから・・・。
今後の選択について
解答速報などで自己採点をした場合、一般知識等で足切りでなければ、全体の得点結果により今後について考えることは3択となります。※正式には1月末~2月初旬に合格通知(ハガキ)、その後、合格証書(簡易書留)が届きます。
- 記述抜きで180点以上
- 記述ありで180点以上
- 180点以下
記述抜きで180点以上、おめでとうございます! 合格後の計画策定やいろいろな検討をはじめる。※資格取得が目的の方もおられるので一概には言えませんが。
記述ありで180点以上、資格学校の採点サービスに申し込まれることが賢明です。ご自身の記述解答は問題用紙に控えているとは思いますが、サービス申し込みの際は出来るだけ正確に解答を再現することが必要です。※記述配点はややばらつきがありますが、合格判定はほぼ間違いないと思われます。当時、私も3つに申し込み、点数こそややバラツキがありましたがいずれも合格という判定は同じでした。
180点以下、非常に残念ですがここはしっかりと受け止めましょう。そもそもこの試験は、年度によりばらつきはあるものの合格率が10%程度の難関試験です。10人受けても1人、100人で10人しか受かりません。そうとはわかっていても、多くの努力をされてきたのですから相当のダメージが残ることも事実です。※実は、私もこの辛く苦しい経験を3回味わっております。
挑戦を続けるもよし、やめるもよし!
ここからは今回残念な結果となった方へお話ししたいと思います。
この試験は試験範囲もさることながら、年度による一般知識等の問題レべルのバラツキや足切り基準などである意味受ける年度による恩恵もあるように思えます。したがって合格レベルに達していても、運の要素が影響し、不合格となる方も少なからずおられるのではないでしょうか。
特に足切りや、記述採点でわずかに届かなかった方は相当のダメージがあると思います。今後、休養などでしっかりとリフレッシュし、モチベーションや体力が回復した後で、もう一度、挑戦するべきかを考えてみることが大切だと思います。その結果が『やめる』ことなっても自分を責めないことも重要です。今回の結果はともあれ、これまでの努力した事実は評価すべきことだからです。過去の失敗と評価せず、次の目標への糧とすべきでしょう。
最後に、挑戦を続ける限り、資格試験としての勝負が確定したわけではありません。この試験は、受験回数や受験期間の制限がないのでいつまでも挑戦ができるからです。辛く苦しいとわかっていて戦いに挑むことは非常に覚悟が必要ですが、正しい勉強とそれを続ける努力、そして、ほんの少しの運で確実に合格するのではないでしょうか。合格のチャンスは、そんな人にやって来るのではないでしょうか。
『チャンスは 準備の出来ているものにしか訪れない』(ルイ・パスツール1822-1895フランスの科学者・細菌学者)
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