こんにちは、BONです。
前回の記事では、34年間の会社員生活に区切りをつけ、役職定年を機に早期退職した私が、行政書士として「100%独立」するのではなく、パートタイム勤務と掛け合わせる『ハイブリッドな道』を選んだ決断についてお話ししました。
あれから3ヶ月が経過しました。
今回は、実際に始まった「ハイブリッド生活」のリアルな1日のスケジュール、やってみて分かったメリットや誤算、そして現在の率直な心境(満足度)について、包み隠さずお伝えします。
【時間管理】週5日勤務と行政書士を両立する「私の1週間」
「パートをしながら行政書士って、いつ仕事をしているの?」
そう疑問に思われる方も多いと思います。現在の私のタイムスケジュールはこのような形です。
メインの勤務(本業・パート)
- 勤務日数:週5日
- 勤務時間:1日6.5時間(残業は一切なし)
行政書士の時間をどう生み出すか?
平日の昼間はがっつり拘束されているため、行政書士業務は基本的に「隙間時間」と「土曜日」をフル活用しています。
- 平日の通勤中・昼休憩・帰宅後:メールチェックや、お客様・関係各所からの電話対応。
- 土曜日:行政書士としての「営業日」に設定(面談や書類作成など)。
- 日曜日・祝日:基本的にはお休み(心身の休養)。
始まったばかりの頃は、新しい通勤や勤務先の業務に慣れるまで「思ったより疲れるな……」と感じる日もありましたが、3ヶ月が経ち、体調も落ち着いて自分のペースが掴めるようになってきました。
【実務の両立】経済的な精神安定と、平日対応をクリアする工夫
実際にこの生活を始めてみて、最も強く感じている「ハイブリッドの強み」は、やはり経済的な安心感です。
毎月、確実に入ってくる勤務収入がある。この事実が、精神的なゆとりを驚くほど生み出してくれます。もしこれが「完全独立」で、最初の数ヶ月間の売上がゼロだったら……と想像すると、焦りから夜も眠れなかったかもしれません。
平日の役所対応や研修はどうしている?
行政書士の実務で課題になるのが「役所は平日の昼間しか開いていない」「県行政書士会の研修も平日が多い」という問題です。
これに関しては、現在の私の実務ボリューム(3ヶ月経過時点で月に1〜2件、主に相続業務や各種許認可、スキルを活かした販促デザインなど)であれば、有給休暇の活用や、補助者の協力を得ることで、今のところ十分に対応できています。
「完全独立していないから実務ができない」ということは、決してありません。
【現在の満足度は70点】見えてきた課題と、年内の「牙を研ぐ」戦略
ハイブリッド開業から3ヶ月。現在の私の満足度を点数にするなら、「70点」です。
生活の安定と新しい挑戦の両立には満足していますが、残りの30点、つまり「もどかしさを感じている課題」もあります。
それは、「本当はもっと行政書士の業務(特に、自分が一番経験豊富な自動車業務系)を獲得したいけれど、平日の昼間に動けないため、思うように営業が進められない」という点です。
前職のキャリア(自動車業界での34年間)を活かした実務を早く回したい。でも、時間が足りなくて動けない。このジレンマがマイナス30点です。
焦らない。年内は「武器を揃える期間」と割り切る
しかし、ここで焦って無理に営業を仕掛けても、今のキャパシティでは破綻してしまいます。そこで私は、年内の戦略をこのように切り替えました。
「年内は、申請取次や丁種封印権の取得など、行政書士としての『権限(武器)』を確実に手に入れる期間にする」
焦って案件を追いかけるのではなく、まずはじっくりとインプットを深め、自分の実務の幅を広げるための資格や登録を成し遂げる。そして、しっかりと牙を研いだ後に、本格的な営業へとシフトしていく計画です。
まとめ:大人の起業は「守りながら攻める」
50代からのセカンドキャリア。勢いだけで飛び出すのも格好いいですが、家族や自分の生活を守りながら、一歩ずつ確実に地力を蓄えていく。ハイブリッドな働き方だからこそできる「大人の戦い方」だと感じています。
まだまだ「行書業務はこれから!」という印象ですが、年内の目標に向けて、一歩ずつ進んでいきます。
同じように「独立か再就職か」で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
次回(第3回)は、年内に取得を目指す具体的な資格や、ハイブリッドの次のステップについてお話しできればと思います。お楽しみに!


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