【第4回】地方在住でも問題なし!お金をかけずに良質な資料を集める「圧倒的図書館活用術」

中央大学法学部通信教育課程

中大通教(中央大学法学部通信教育課程)のレポート作成に取り組むみなさん、こんにちは、BONです。

「レポートを書くために参考文献を集めたいけれど、専門書を毎回買ってたらお金が持たない……」 「地方在住だから、東京の多摩キャンパスにある大学図書館には通えない……」

そんな悩みを抱えていませんか?

レポートで合格、あるいはA評価を狙うためには、配付される教科書だけでなく、論点を深掘りした「参考文献」の存在が不可欠です。しかし、だからといってすべての本を自費で購入する必要はありません。

今回は、地方で働きながら中大通教を優秀な成績で卒業した私が実践していた、お金をかけずに良質な資料を網羅する「圧倒的図書館活用術」を徹底解説します!

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お金も保管場所も足りない!「購入すべき本」と「借りるべき本」の基準

通教の学習を進める上で、書籍にかかる費用は結構かかります。
「手元に残すべき本」と「図書館で借りるべき本」は、どのように決めればいいのか。
具体的にどのように本を選び、図書館を活用していたのか、私の実体験を交えてご紹介します。

行政法・労働法や基本六法など、法律系科目は「購入して手元に置く」価値がある

憲法・民法・刑法などの基本六法はもちろん、行政法や労働法など、法律系科目の専門書や基本書は、学習を進める中で知識がどこかで必ず有機的に繋がっています(リンクしています)。 ある科目のレポートを書いているときに別の法律の知識が必要になったり、のちの発展的な学習、さらには将来の資格試験(行政書士や宅建など)や実務にまで、何かとずっとリンクして使い続けるものです。そのため、法律系の書籍に関しては、じっくり読み込めるよう購入して手元に置いておく価値が十分にあります。

その場限りの一般教養科目は「図書館で借りる」のが鉄則!

一方で、とりわけ一般教養科目の参考書は、そのレポートを書き上げて単位を取得してしまえば、その後の学習で再度開く機会はあまりありません。 それにもかかわらず、都度書籍を新品で購入していては、膨大な費用がかかるだけでなく、部屋の本棚もすぐにパンクしてしまいます。

「リンクして長く使う法律系は買う。その場限りの一般教養系の科目書籍は借りる」。このメリハリをつけることが、限られた費用と学習スペースを最大限に有効活用するコツです。

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【最強の3ステップ】3大図書館の特色と使い分けコンボ

私は、特性の異なる3つのレイヤーの図書館を、目的別に見事に組み合わせて活用していました。それぞれの強みと弱みを知り、ステップを踏んで使い分けるのが最強のルートです。

まずは身近に:県立・市立図書館(日常使いと一般教養)

まずは足元から。普段の仕事帰りや休日にサクッと寄れる地元の図書館です。身近で活用しやすいのが最大のメリットですが、法学などの「専門書」の取り揃えはやや弱いという面もあります。そのため、ベースとなる基本情報の確認や、一般教養科目の資料集めとして普段使いに最適です。

少し足を伸ばして:大都市の主要図書館(専門書の補強)

地元の図書館で専門書が物足りないときは、主要都市にある大規模な図書館(私の場合は府立図書館など)へ足を伸ばします。大都市の図書館は蔵書数が多く、法律の専門書や解説書もかなり充実しています。①で足りない一歩踏み込んだ解説書はここで手に入ります。

最後の砦:国立国会図書館 関西館(学説・論文の確定)

他の図書館を探してもどうしても見つからない深い学説や、個別の論文の最終確認を行うのが、国内に2箇所(東京本館・関西館)しかない最強の砦「国立国会図書館」です(私の場合は関西館でした)。大都市の図書館でも不十分な、マニアックな学説や古い論文の徹底調査はここで行います。

💡 地方通教生に朗報!東京にしかない論文も家まで届く 「関西館(京都)が近くにあるけれど、目当ての資料が東京の本館にしかない……」というケースに出会っても、諦める必要はまったくありません。 国立国会図書館の「登録利用者カード」を作っておけば、自宅のパソコンから申請して東京本館にある論文や資料のコピーを、自宅へ郵送してもらう「遠隔複写サービス」が利用できます。

実際、私も卒業論文で労働法を扱った際、東京の本館にしかない貴重な博士論文をこの郵送サービスを使って手元に取り寄せました。理由は、どうしても「原文」を確認して、納得のいく卒論を仕上げたかったからです。

地方在住の通教生にとって、全国の知の頂点にアクセスできるこの仕組みを使わない手はありません。妥協せず原文に当たる姿勢こそが、論文の質を格段に引き上げてくれます! (※論文などの複写の際、著者の承諾が必要なケースがありますが、その際は複写申出時に説明されます。私がそうでした。)

当時の図書館会員カード(県立・府立・国立)
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返却期限に追われない!賢い図書館運用のリアルな知恵

図書館を活用する上で、避けて通れないのが「返却期限」です。仕事と勉強を両立しながら効率よく運用するための、私の実践的な知恵をご紹介します。

レポート執筆のタイミングに合わせて逆算して借りる

闇雲にたくさん借りても、読めないまま返却期限が来てしまっては意味がありません。「今週はこのレポートを仕上げる!」と決めたタイミングに合わせて、購入書籍にはない「学説や論文」を中心に、ピンポイントで計画的に借りるのが効率化のコツです。

忙しくても大丈夫!「夜間・休日ポスト」をフル活用

「平日は仕事で閉館時間に間に合わない」という方でも大丈夫。多くの図書館には返却用ポストが設置されています。これを利用すれば、夜間や休日でも自分の都合の良いタイミングでサクッと返却できるため、仕事との両立も全く問題ありません。

借りてから買う!Amazonでの「ハズレ本」買いを防ぐ審美眼

図書館で借りた書籍の中に、「これは素晴らしい本だ」「他の科目でも、将来の資格試験でも絶対にまた役立つ!」と感じる神書籍に出会うことがあります。 その時初めて、Amazonなどで自分用に購入するのです。このプロセスを踏むことで、「せっかく買ったのに役に立たなかった」というお小遣いの無駄遣いを防ぐことができます。

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まとめ:知恵を使えば、環境やコストの格差はゼロにできる!

地方在住であっても、お金を潤沢に使えなくても、日本が誇る図書館という素晴らしいインフラを正しく使いこなせば、レポート作成で困ることはありません。

  1. リンクして長く使う法律系は買い、その場限りの一般教養は借りる
  2. 県立・府立・国立の3ステップコンボで資料を網羅する
  3. レポートのスケジュールに合わせて計画的に借りる

この仕組みを知り、妥協せず原文にあたる熱意を持って使い倒した人が、レポートや卒論の山を制します。ぜひ皆さんも、お近くの図書館の扉を叩いてみてください。

次回は本連載の最終回、「行政書士・宅建試験への直結ロードマップ(通教の学びはセカンドキャリアの武器)」をお届けします。お楽しみに!

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