オンデマンド、夏期及び短期スクーリング編

中央大学法学部通信教育課程
rootportによるPixabayからの画像

 通教の卒業要件には、一定のスクーリング単位(以下、スク単が必要です。社会人学生の方の多くは、まとまった休暇はなかなか難しいと思います。当時の私も同様で、スク単(当時の名称は面接授業単位)の修得をどのように進めるべきかを考えました。異なるスクーリングをうまく組み合わせることで計画的な単位修得が可能です。現在のシステムとはやや形態が変更されてますが、私が受講した3つのスクーリングについてお話ししたいと思います。

スポンサーリンク

オンデマンドスクーリング

TumisuによるPixabayからの画像

 オンデマンドは非常に有効です。私も10科目受講しました。オンデマンドは、WEB環境が整ったPCで開講期間に授業コンテンツを視聴し、その後のオンデマンド用試験問題で受験し、合格すれば単位が修得できます。オンデマンドの学習システムについては、通教のHPに詳しく紹介されてますので確認してみてください。

 実際に受講が終わると『オンデマンド型メディア授業結果通知(受講終了)』なるものが送付されてきます。これは、受講の終了要件を充たした証明となるものです。また、この通知がオンデマンド授業用試験を受験する際に必要となります。試験範囲や参照物や担当教員から受講生へのメッセージが記載されてました。

 現在は、オンライン授業なるものが珍しくありませんが、自宅のPCで一言一句を聞き逃さないように睡魔との闘いながら受講してたのを覚えていますし、途中で入力するチェックポイントや単元ごとの出席調査(簡単な採点テスト)は操作ミスがないように気を使ったを覚えています。

 当時と違って、現在は多くの科目が設定されていますし、いずれにしても休暇の取れない社会人にはすこぶる有効なスクーリングだと思います。

スポンサーリンク

夏期スクーリング

 

Nikolay GeorgievによるPixabayからの画像

 8月に多摩キャンパス(八王子)で開催するスクーリングです。最大のメリットは開講科目数で、語学を含む一般教養科目も多く開講しています。本当は法律科目を主に受講したかったのですが、科目試験で苦労した英語はこれを利用して単位修得いたしました。当時は、授業は100分で最終日の最後にスクーリング用の試験がありましたが、現在も同じようです。

 夏期スクは、地方からの学生にとってはなかなかハードな受講となります。私の場合、当然に前泊で立川に入り、ビジネスホテルを拠点に期間中は多摩モノレールで通学してました。モノレール駅と学校入り口は直結なのでそこまでは迷うことなく行けると思います。ただ、出席調査の場所や授業の教室は、初めてのときは迷うかもしれません。

 夏期スクの授業は、皆さん真剣です。先生の講義を本当に聞きこんでいます。また、休憩時間の質問がすごいです。いつも休憩時間には終わらない程度の人が並んでました(時間が来ると授業は再開しますが・・)。また、授業内容について、最初のうちは戸惑いや恥ずかしさもありますが、分かりにくかった内容などは周りの方に声をかけると結構話が進みます。皆さん、本当に熱心です。とにかく学ぶ姿勢が素晴らしい方が多かったように思います。

 最終日の試験ですが、授業中に試験で問うところを示唆していただける先生もありますが、そうでない場合もあります(自分が気づいていないだけかもしれませんが・・)。いずれにしても、授業後の復習は大事です。試験に向けて自分なりに予想問題と解答を作成することが大事です(予想は先生や学生さんとの会話などで推測)。

 試験は1時間です。科目試験でも慣れてきたので時間感覚はわかっているのですが、とにかく時間がありません。また、最後の疲れがどっと出る時ですが、ここはとにかく全集中!です。ここでシッカリと合格できれば単位修得となります。幸いにも、夏期スクでの試験は不合格がありませんでした(解答が浮かばず、危ないときは何度かありましたが・・)。

 地方からの夏期スクは、休暇や交通費及び宿泊費などの問題もあり、受講そのものが困難なこともありますが、やはり本学で学びうことは学生の醍醐味でありますし、似たような境遇の学生との関りもあるころで非常にモチベーションが上がります。社会人学生としての厳しさも感じますが、すこぶる充実した期間でもありました。皆さんも早めに受講されることをおすすめします。

最終日の試験結果通知
要件を充たして選考されれば奨学金(給付型)も受けられます!
スポンサーリンク

短期スクーリング

WokandapixによるPixabayからの画像

 全国で開催するスクーリング。週末の連続した3日間で開講されます。東京都心の他、全国の主要都市で開催します。私は、3回科目受講しました。全国の主要都市で開講されるため、通学の範囲であれば特に有効です。ただ、週末3日間を利用するので、土日が休みの方などが特に利用しやすいと思います。

 会場は、地方では研修センターなどで、都心では駿河台記念館などです。夏期スクと同様に最終日に短スク用の試験が実施されます。私は、苦手な英語を受けましたが、先生も非常に熱心で、ある程度の試験範囲も示唆されていました。一般教養で計画より遅れていたら、開講予定を確認し、早めに受講するのが良いと思います(受けたくても開講予定がない年度もある)。

 短期スクは、科目や時期によって受講生数にばらつきがあります。特に都心に比べて地方は少なめです。ですが、やはり同じように頑張って学んでいる方々と一緒だとモチベーションが上がります。私は、短スクで出会った方と友人になり、その後の夏期スクで学習方法や講義の内容、試験対策などもお話ししたりと、孤独な学生生活が少し和みました。

短期スクーリングも同様に結果通知が来ます
スポンサーリンク

まとめ

 形態はことなるにせよスクーリングの出席要件を充たすことで、スクーリング用試験が受けられるし、所定通数のレポートが免除(4単位科目では2通免除)となります。また、中央大学の通学課程と同じ教員の授業がうけられますし、同じような学生の方とも時間を共有し、すこぶる刺激を受けられます。スケジュール的には非常にハードですが、学生時代とは比べ物にならないほど、真摯に学びたいと感じる期間だったように思います。

 皆さんも普段独学で頑張っているご褒美としてできる限り多くのスクーリングを受けられることをおすすめします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました