いざ入学して最初の壁がレポート学習だと思います。少なくとも私はそうでした。今回はブログの閲覧件数が一番多いレポート学習についてもう少し詳細に記してみたいと思います。
レポートには形式がある
レポート学習科目試験編でも書いたようにレポートには形式があります。この形式を踏まえてないと残念ながらレポート合格には至りません(特に法律科目)。
基本的には、①問題提起→②規範定立→③当てはめ→④結論 となります。これは一般教養科目にもほぼ使えます。もしレポートでご苦労されているなら形式に注意してさい。Amazonなどで法律レポートに関する本が出てますので形式の確認をするのもベターです。
問題提起が重要!
優秀なレポート作成で一番重要なのは問題提起です。つまり、その課題の意味する問題の正確な把握です。これが一番重要と考えています。なぜなら、レポートの解答は、問題に対する『答え』だからです。
何を問いとしてるのか、学び始めの頃はわかりにくいと思います。ただ、課題の中にあるキーワードを上手く探すなどして、その問いをできる限り正確かつ明確にすることでより効率よく問題把握につながると思います。
よりよい解答には正確な問題提起が必要です。
対策は、どうするのか?
レポート課題の多くは、そもそも学説や判例で問題となっている(つまり意見が分かれている)ことが多いです。ですから、判例百選やそれらで出てくる参考文献及び論文などで問題の所在が分かると思います。
レポートを仕上げるには、規範定立→当てはめ→結論 との形式が必要ですが、それらは問題の把握に使う百選や参考文献ですでにその形式がとられています。参考して自らの私見を述べればレポート完成です。やっていくうちに法律系のレポートは苦にならなくなるのではないでしょうか?
もし、もっと短時間で仕上げたいなら、司法試験対策本(伊藤塾の司法試験対策問題集)たる参考書の論証なども有効だと思います。
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