令和2年度行政書士試験結果を受けて

行政書士試験

 令和3年1月27日、令和2年度行政書士試験の結果が発表されました。

皆様、如何だったでしょうか。合格された方、おめでとうございます。残念な結果となった方、多くの方がその経験をされてます。

結果を踏まえて、ご自身の進むべく道を決断する時です。

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令和2年度試験結果について

 合格率10.7%、近年では非常に厳しい試験だと思います。

平成29年度15.7%、平成30年度12.7%、令和元年11.5と合格率は徐々に下がってきております。

 受検者数は、3年ぶりに4万人を超えております。これもコロナ不況での企業倒産が影響しているのかもしれません。ご自身のライフプランを豊かにするためにも独立開業できる資格は非常に価値あるものでしょう。

 今回の試験では、記述の採点がある意味合否のカギを握っていたと思われます。法令、一般含め、択一での点数がある程度の水準があれば、あとは、記述の採点次第で合格者数を調整できるからです。

 今回、残念な結果となった方は、記述の採点をご自身の解答と照らし合わせて検証するとよいと思います。ワードのごとの部分点が見えてくるのではないでしょうか。

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合格者の今後について

 合格された方は、3つのパターンがあると思います。

①行政書士として登録する(開業) ②次の資格へ挑戦する ③今は何もしない

 さて、皆さんはどのパターンでしょうか。

①の方、頑張ってください。私には助言差し上げるスキルがありません。②の方、私と同じです。目指すものはどの資格かはわかりませんが、前に進みましょう。③の方、ご自身のペースで将来設計を進めましょう。

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残念な結果となった方へ

 まず、一言お伝えします。

 ほとんどの方が残念な結果となっています。これは厳然たる事実です。悲観する必要はありません。しかし、結果を目の当たりにすると、どうしても自分だけが不合格となったように思えてくるのです。しかし、ようく見ると受験された方のほとんどの方が落ちています。これが事実です。受け止めましょう。

 さて、皆さんは今後どうされるのでしょうか?

 私は、今後も挑戦されるのがベストの選択だとは思いません。それは人それぞれに残された時間すなわち環境が違いますし、どのようなライフプランを描かれているか異なるからです。ただ、一つだけはっきりしている事があります。それは、これまでの勉強は次の受験への大きなアドバンテージになるということです。すなわち、これから始める方よりも、断然有利な状況にあるとゆうことです。

 以前の記事でも書いていますが、この試験は、簡単に受かる試験ではありません。それは合格率が物語っています。ただ、それだけにご自身のライフプランに非常に有益なものであるとも思います。これまでの挑戦は決して無駄ではありません。今後の挑戦は、ご自身が決められることですが、悔しさがあるのであれば、挑戦されては如何でしょうか?

 ゴールは、近くにあるのかもしれません

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